2025年5月7日、東京メトロ南北線「東大前駅」のホームで発生した切りつけ事件で、殺人未遂の疑いにより現行犯逮捕されたのは、長野県生坂村に住む戸田佳孝容疑者(43)でした。
刃渡り20cmほどの中華包丁のような刃物を持っていたとされ、20代と30代の男性2人に対し、頭や手などを切りつけたと報じられています。
この記事では、戸田容疑者の自宅の場所や生活環境、事件当日の動向について詳しくまとめていきます。
戸田佳孝容疑者の自宅はどこ?
戸田佳孝容疑者の自宅は、長野県東筑摩郡生坂村(いくさかむら)にあります。
生坂村は、人口約1,500人ほどの小さな山村で、豊かな自然に囲まれた静かな土地です。
報道によると、戸田容疑者は3〜4年前に東京都中野区から生坂村へ移住。
「空き家バンク」を活用して、農地付きの空き家を購入し、田舎暮らしを始めたといいます。
地元住民の証言では、戸田容疑者は周囲との交流もあり、親切な人という印象だったそうです。
長野県生坂村の田舎暮らしだった?
生坂村は長野県中部に位置し、山々に囲まれた自然豊かな地域です。
農業を営む人が多く、近年では空き家を活用した移住促進にも力を入れています。
戸田容疑者もそうした制度を利用し、都会の喧騒を離れてスローライフを始めた一人だったとみられています。
実際に、戸田容疑者は在宅でのIT関連の仕事をしていたとも報じられており、田舎でもネット環境さえあれば職業を維持できるスタイルを選んでいたようです。
また、通信制大学の学生証も所持していたことから、学業にも励んでいた可能性があります。高学歴の持ち主だった可能性もあり、地域では「真面目な印象だった」という声も出ています。
事件当日は自宅から上京していた
事件当日の行動については、交通機関の利用履歴から以下のような動きが判明しています。
- 2025年5月7日、JR篠ノ井線・明科駅(長野県安曇野市)から乗車
- JR中央線・高尾駅(東京都八王子市)で下車
その後、東京都心部へ移動し、「東大前駅」で犯行に及んだとみられます。
つまり、戸田容疑者は事件当日、自宅のある長野県から東京へ向けて出発していたということです。
あらかじめ計画的に行動していた可能性も否定できず、動機や背景が注目されています。
まとめ
戸田佳孝容疑者は、長野県の山村・生坂村に移住し、穏やかな田舎暮らしをしていたと見られています。
地元では評判も悪くなかった中で、なぜ突如として東京で凶行に及んだのか。その動機は謎に包まれています。
- 3〜4年前に中野区から生坂村へ移住
- 空き家バンクを利用して「農地付き物件」を購入
- 近所では親切な人との声も
- 在宅のIT系職・通信制大学の学生という側面も
- 事件当日は明科駅から上京し、東大前駅で犯行に至る
今後、戸田容疑者の供述や警察の捜査を通じて、事件の真相が明らかになることを待ちたいと思います。

