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【衝撃】宮内庁職員が天皇陛下の生活費を横領!懲戒免職になった20代職員は誰?

2025年4月、宮内庁から驚くべき発表がありました。

天皇ご一家の側近部局である「侍従職」の職員が、天皇皇后両陛下や愛子さまの生活費である「内廷費」から現金360万円を盗んでいたというのです。

長年、厳格な管理体制が敷かれてきた皇室の内部で起きた前代未聞の不祥事――。

一体、この職員は何者だったのでしょうか?この記事では、事件の詳細や処分、そして関与した職員の情報を深掘りしていきます。

目次

事件の概要

問題が発覚したのは2025年月下旬。

侍従職の40代の課長補佐級職員が、帳簿と現金の残高が合わないことに気づいたのが発端でした。

慎重な確認を進めた結果、3月下旬にさらに3万円の不足が判明。宿直明けの20代職員に確認したところ、本人が窃盗を認めたため、事件が表沙汰になりました。

この20代の職員は、2023年11月から2025年3月までの約5か月間にわたり、合計360万円を盗んでいたとされています。

1回に盗んだ金額は数万円から多いときで数十万円に上り、使い道については「生活費などに使った」と話しているとのことです。

天皇ご一家の「内廷費」を盗んだ職員は誰?

20代の職員

窃盗を行っていたのは、天皇ご一家の私的生活を支える「侍従職」に所属する20代の男性職員です。

宮内庁はこの職員を2025年5月1日付で懲戒免職とし、4月28日には窃盗容疑で皇宮警察本部に刑事告発しました。

ただし、名前・性別・顔写真などの身元情報は明らかにされておらず、報道でも非公表のままです。

皇室に関わる極めてセンシティブな立場であることから、個人情報の公表は避けられていると考えられます。

40代の男性課長補佐級職員は1か月間減給

盗難が続いていた期間、内廷費の管理を任されていた40代の男性課長補佐級職員も、管理責任を問われて処分されました。

具体的には、1か月間の減給(10分の1)という懲戒処分が下されています。

この職員は、帳簿と現金の不一致にいち早く気づき、事件の発覚につなげた立役者でもありますが、管理上の不備は否めなかったようです。

また、侍従職事務主管に対しても監督責任に関して訓告処分が下されました。

職員の年収はいくら?

「生活費に困っていた」という理由で犯行に及んだとされる20代職員。

実際、宮内庁の職員の年収はどれほどなのでしょうか?

宮内庁の侍従職は「特別職」に分類され、一般的な国家公務員とは異なる給与体系が適用されています。
以下は一般的な目安です。

  • 20代の特別職職員の年収:390万円~440万円程度
  • 30代:540万円~570万円程度
  • 40代(課長補佐級):680万円~780万円程度

国家公務員としては平均的な水準ですが、首都圏での生活や物価を考えると「余裕がある」とは言いづらい部分もあります。

それでも、公費を盗む行為が正当化されることはなく、宮内庁側も「著しく官職の信用を失墜させる行為」と強い言葉で非難しています。

まとめ

天皇ご一家の私的生活を支える重要な部局「侍従職」の20代職員が、内廷費から合計360万円を盗んでいたという衝撃の事件。

容疑者はすでに懲戒免職となり、刑事告発も受けていますが、その背景には生活苦や管理体制の甘さといった課題が浮かび上がっています。

また、内廷費の盗難は宮内庁の歴史でも初のケースとされており、信頼性が何より重視される皇室関連業務において、大きな汚点を残す事件となりました。

今後、再発防止のための徹底した管理と職員教育が求められることは間違いありません。

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