2025年5月8日、東京都立川市の小学校で突如発生した暴行事件が、大きな波紋を呼んでいます。
教室に侵入した2人の男が、教職員に対して暴力を振るい、校長を含む5人が負傷。現場は一時騒然となりました。
児童たちにケガはなかったものの、事件が起きたのは授業中の教室。2人の男はなぜ小学校に侵入し、暴れたのか?そして、逮捕された「28歳と46歳の男」は一体何者なのか?
この記事では、事件の概要や加害者の素性、目撃した子どもたちの証言、さらには事件の背景までを徹底的に解説します。
立川市の小学校で発生した暴行事件の概要
校内に突然現れた2人の男が教室に侵入し、瓶を床に叩きつけるなどして暴れ、対応に出た教職員5人が軽傷を負いました。

児童にケガはありませんでしたが、校内は騒然となり、通報を受けた警視庁が2人を現行犯逮捕しています。
逮捕された男2人は何者?名前や顔画像は?
ただし、報道によれば以下の情報が明らかになっています。
項目 | 内容 |
---|---|
年齢 | 28歳と46歳の男性 |
関係性 | 児童の母親の知人で、男2人も面識があった模様 |
犯行動機 | 保護者と学校側のトラブルに関連する可能性が高い |
供述 | 28歳の男「押さえつけてきたので払った」 46歳の男「制止されたので振り払っただけ」容疑否認 |

今後の捜査の進展により、名前や顔写真が公開される可能性はありますが、現時点では伏せられています。
事件があったクラスの児童の証言
事件は2階の2年生の教室で起こりました。
児童の証言は、当時の混乱と恐怖を如実に物語っています。
「瓶を下にたたきつけていた。みんな怖くて逃げた。先生が前に出て守ってくれた」(小学2年生)
「担任の先生が首をシャーってやられて病院に行った。ガラスが割れた音がして怖かった」(小学6年生)
「ドアの方に机を運んで、不審者が入ってこないようにした。先生もドアを押さえて鼻血が出ていた」(隣のクラスの児童)
子どもたちは、教員の指示に従いながら必死に身を守った様子で、その冷静な行動と同時に精神的ダメージが懸念されます。
事件のきっかけは?親とのトラブル?
事件の発端は、当日朝に学校を訪れた児童の母親と担任教師との「トラブルの相談」だったとされています。


話し合いはまとまらず、母親は一度学校を出た後、男2人を連れて再び校内に侵入。その後、暴行事件に発展しました。
男らは立川駅からタクシーで学校に向かい、正規の手続きなしに校内へ侵入したとみられています。
また、市教育委員会の説明によると、校門の一部は施錠されておらず、そこから侵入された可能性が高いとのことです。


「母親が男2人と校内に入ってきた。児童の名前を叫んでいた」(関係者)
このように、児童の家庭環境や保護者間のトラブルが背景にあることがうかがえます。
まとめ
今回の事件は、学校の安全対策や保護者対応の在り方に大きな課題を突きつけました。
- 加害者2人は児童の母親の知人であり、校内に侵入して暴行事件を起こした
- 児童にケガはなかったものの、教職員5人が軽傷
- 校門の施錠が不十分であったことが侵入を許した可能性も
- 現時点では加害者の名前や顔画像は未公表
教育委員会は今後、門の施錠徹底やインターホン設置などの対策を検討しているとのことです。子どもたちの安全を守るため、学校と地域の連携が一層重要になるでしょう。